函館記念

★函館記念★ G3、芝2000m

函館記念の追い切りが函館、札幌両競馬場で行われた。
前走宝塚記念4着のアドマイヤフジ(牡5、栗東・橋田)は函館ダートで5ハロン66秒6、ラスト1ハロン13秒0をマーク。
強豪相手に善戦してきた底力で、2つめの重賞制覇を狙う。
安田記念13着からのリベンジを狙うサクラメガワンダー(牡4、栗東・友道)はキレのある動きで、こちらも仕上がりは上等。
アドマイヤフジが脚を隠した。今月4日、函館に入厩して以来、8、11、15日とウッドでタイムを出してきたが、最終的な追い切りは経験のないダート。
「調教でも久しぶり」というだけあって、仕掛けてからの反応はひと息。ゴール前はいっぱいいっぱいの内容で、お世辞にも「いい動き」とは言えなかった。5ハロン66秒6−13秒0の時計も平凡に映るが、これは陣営の思惑通り。
今春は目黒記念(3着)で復帰し、中3週の宝塚記念で4着。更に栗東からの長距離輸送を挟んで中3週のローテーションになる。1週前にはウッドで5ハロン65秒台を出しており、もう速い時計は必要ない。気合を乗せるだけなら不慣れなダートで十分だった。「まずまずだと思う。単走だったけど、自分から走る気を見せていたし、騎乗者も『良かった』と言っていたよ」と橋田調教師(54)

 豪華メンバーがそろった前走宝塚記念は、この馬本来の末脚を発揮してコンマ5秒差。ウオッカ、ダイワメジャーに先着した。その後は「サマー2000シリーズ」の函館記念を視野に入れ、疲れを取りながら慎重に仕上げてきた。
「涼しいところに来て、いい方に向かっている。夏負けもしていない。動きにスムーズさが出て、良くなった」と橋田調教師。たたき3戦目、さらなる上積みが期待できる。
 ハンデの57・5キロもラッキー。58キロのG1で4着した実績から、それ以上も覚悟はしていただけに、0・5キロ減は大きい。「そんなに重くならなくて良かった」。小回りコースも2走前のように、ある程度前へ行く脚があり克服は可能。1年半ぶりの重賞制覇に期待ができる。
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